平成19年度司法書士試験の合格者が、11月16日付けの官報で公示されました。私は平成10年合格なので、随分と年月が経ったと思うと同時に、資格取得を目指して私の事務所に入ってこられて、今は退職された方々のその後が気になり、合格者の氏名を目で追うのがこの時期の決まり事のようになっています。
合格の翌年に開業した後、事務所のスタッフとしてお手伝い頂いた方が、現在のスタッフも含め6名おられます。他の道を選択された方もおられますし、今思っても残念なお別れをする結果になった方もおられます。
今年も退職された方々のお名前を官報に見つけることはできませんでしたが、毎年この時期に思うのは、司法書士試験合格が自分の夢や目標であった方々が、今年たとえ良い結果が出なくても、その夢や目標を諦めず、自分を信じて頑張って欲しいということです。
簡単な試験ではないので、それぞれの方がそれぞれの環境で苦しんでおられると思います。勉強に沢山の時間も必要ですから、時には心が折れそうになることもあるでしょう。でもそんな時こそ自分を信じてあげて下さい。少なくとも吉田事務所に縁のあった方々は、私の補助者時代より間違いなく優秀でしたよ。漠然とした夢ではなく、自分の中で必ず達成できる目標にまで近づけて下さい。
近い将来、官報でお名前に再会できる事を祈っています。