大阪市在住の60代の男性です。司法書士総合相談センターからのご紹介でご来所頂き、ご依頼を受託することになりました。
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ご依頼者様は債権者に対して、いくらかでも返済したいとの意思が強い方でしたので、手続は個人民事再生を選択し、費用は日本司法支援センター(法テラス)から司法支援を受け、個人民事再生の申立をしました。受任通知を各債権者に発送し、債権者からの請求を止め、裁判所に対し個人民事再生の申立をしました。その後、認可決定が出る直前に、まったく予期せぬ出来事で、ご依頼者様は収入の糧を奪われてしまいました。
収入の糧が無くなっては、個人民事再生が認められ債務を大幅にカットする事ができても、返済が続けられないので、やむを得ず手続を破産に変更し、日本司法支援センター(法テラス)にも手続変更を認めて貰い、支援を受け破産の申立を致しました。
平成22年4月に無事、免責許可の決定を頂くことができましたが、初めて事務所に御来所頂いたのが平成20年の夏でしたので、2年弱の期間が過ぎたことになります。
ご依頼者様の場合は、不可抗力で収入の糧を奪われ、手続を変更した非常に珍しいケースですが、どんな状況になっても現状を打開して借金問題を解決することは可能です。
ご依頼者様は、最近体調を崩されてお元気のない御様子でしたが、早く元気になられて奥様と一緒に元気なお姿を見せて頂けますよう、この場をかりてお祈り申し上げます。