大阪府東大阪市在住の30代の男性です。ご友人から当事務所の事をお聞きになって、ご相談に来て下さいました。債権者は大手の消費者金融2社で、債権者が主張する残債務の総額は約80万円。
ご依頼者様は、裁判上の債務整理手続きを考える様な状況ではありませんでしたので、任意整理の手続きを選択し、受認通知により債権者の請求を止め、取引履歴の提出を請求し、利息制限法による制限利率に引き直し計算をしました。
2社のうち1社は取引期間が短く、また大手消費者金融業者が利息制限法内の利息に金利を改めた後の取引でしたので、債務が縮減することもありませんでしたが、1社は過払い金が発生し、相談に来て頂いた際には約80万円あった借金が約29万円になり、その額を将来金利無しの60回払いで返済していくことで解決しました。
平成21年3月半ばに御相談にきて頂いて、同年の8月に手続きが終了しました。
以前は、大手消費者金融業者であれば、過払い金の返還に要する期間は3ヶ月位だったのですが、最近では6ヶ月先になる事も普通です。また残債務が残った場合も、将来金利無しの分割返済案で和解がまとまる事がほとんどでしたが、最近はその状況も変わりつつあります。大手の消費者金融業者であっても過払い金の返還請求が押し寄せて、経営を圧迫している結果だと思われます。消費者金融の状況が、これから改善していく事は考え難い状況ですので、前回も述べましたが、過払いの返還請求をお考えの方は、できるだけ早く手続に着手される事をお勧め致します。
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