鈴木さん(仮名)には、しっかりした支払計画があったのです。

それなのに..... 私は、高校を出てから建設会社に勤めて、もう12年になります。若い頃から電化製品の支払や友人との飲み会などに、数社のクレジット会社や消費者金融を利用してきました。仕事柄、取引先の人との付き合いもわりと多くありましたが、最初の頃の利用額は、いつも余裕を持って返済できる額に抑えるようにしていました。
そうしているうちに、私が毎月きちんと返済するからでしょうか、どこのクレジット会社や消費者金融も、私が借り入れできる限度額を自動的にどんどん大きくしてくるのです。私もつい気軽に借入を繰り返してしまい、借金の額は徐々に膨らんでいきました。それでも、毎月の返済額が給料でちゃんと返せるように、支払計画をしっかり立てて気を付けていたつもりです。
ところが、数年前から勤務先の会社が、大口の取引先からの受注が減少してしまったために仕事がめっきり減り、会社の業績が悪化しました。従業員の給料もボーナスも大幅にカットされたため、私の返済計画は狂ってしまいました。いろいろ節約したり、昼食代を切り詰めたりして頑張りましたが、結局、次々といろいろなところからお金を借りては返す「自転車操業」を繰り返さなければならなくなりました。
そのため、あっというまに行き詰まり、もう寝ても覚めても返済のことばかりで、夜もよく眠れずノイローゼのようになってしまいました。

鈴木さんは、任意整理で立ち直った!

鈴木さんは、複数の消費者金融や信販会社から借入と返済を繰り返しており、その期間は2〜10年でした。
司法書士が鈴木さんから依頼を受け、業者から取引履歴を取り寄せて引直し計算を行ったところ「利息制限法」を超える金利の業者が多かったため、借入残高が大幅に減りました。それどころか、長期間借入と返済を続けてきた何社かに対しては、過払い金が生じていることがわかりましたので、司法書士が鈴木さんの代わりに業者と交渉したり、裁判を起こしたりして、その過払い金を取り返し、これを借入残高の残っている別の業者に支払うことによって整理していきました。
借入残高が残ってしまった業者に対しては、鈴木さんの代わりに司法書士が、返済できる内容の和解を交渉しました。これは、鈴木さんの毎月の給料から生活費を差し引いても返せるだけの金額で分割して返済するという内容で、司法書士が業者と和解書を交わし、交渉を成立させたのです。
鈴木さんは今、精神的にも落ち着いて毎日建設会社で働き、毎月の給料の中からきちんと返済しています。また会社の業績も少しずつ上向いてきているとのことですから、鈴木さんが晴れて借金から解放される日も近いことでしょう。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
06-6958-4601

吉田司法書士事務所のホームページです
成年後見業務・不動産登記・商業登記・簡裁訴訟代理関係業務
破産・個人民事再生・任意整理・裁判所提出書類作成に関する業務

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

06-6958-4601

プロフィール

名前:吉田孝弘
登録番号:大阪第2268号
簡裁訴訟代理認定番号:第212237号
リーガルサポート会員番号:第6105971号

吉田司法書士事務所

住所

〒536-0015
大阪市城東区新喜多
1丁目2番17-1203号

メールマガジン登録フォーム

メールアドレス(必須)

(例:yosida@sihoushosi.jp)
半角でお願いします。
ブログランキング
ブログランキング