Q:このたび、新築のマンションを買います。または土地付き一戸建てを購入します。さて、買主としての心得は?
A:※購入物件の所有名義を誰にしますか。ご主人の単独所有、それとも働いている奥様との共有名義にしますか。共有名義にする場合、その持分(所有割合)を決める必要があります。
※購入する物件や土地の図面を確認しましたか。土地付きの一戸建ての場合、隣地との紛争を避けるため境界を確認するのも大切です。また、道路(公道)に面しているでしょうか。私道に面している場合、通行は確保されているでしょうか。
※分譲マンション等は、一棟の建物を区分したものであり、区分建物(いわゆる専有部分)には特別の規定がない限り、敷地利用権が敷地権としてその持分割合に応じて登記簿に表示されています。売買の場合、区分建物は敷地権と一体となって売主から買主へ所有権が移転します。
※住宅ローンなどの融資を受けたときは、抵当権(根抵当権)の設定が必要です。
司法書士の仕事Q&A(大阪司法書士会編)